STEM Initiatives for Young People

若い世代を、研究開発の方向に動機づけるには、何が必要でしょうか？ ZEISSはその目的に特化したプログラムを開始し、その計画に対するサポートも行っています。その結果が、STEMのキャリアに対する若い世代の関心を呼び覚ますための、理論と実践のバランスの良い融合です。

科学の心（A Heart for Science）
創立175周年を記念して、ZEISSは「科学の心」（A Heart for SCIENCE）という国際的な活動を立ち上げました。その目標は、中高校生ぐらいの年代の若者達に、研究者や科学者になる道を進もうという動機付けを行うために、数多くのプロジェクトを行っていこうというものです。この活動は既存のプロジェクトを組み合わせ、そして新しいプロジェクトを推進します。熱意にあふれたZEISSのスタッフが、研究室や、STEMワークショップにおいて、あるいは博物館でのイベントなど、さまざまなプロジェクトで自身の経験を（学生達と）共有しています。

経験することのできる最先端のテクノロジー
これは、地方でイノベーティブな学習機会を推進していく活動の好例とも言えるでしょう。ZEISSは、ドイツ、シュヴェービッシュ・グミュントのナレッジセンター「EULE」（オイレ：知恵の象徴である「フクロウ」の意）に3万ユーロの寄付を行って支援しています。このようにZEISSは、地域のパートナーと協力して、科学と技術に心躍らせる若い世代と繋がりたいと考えているのです。「ZEISS社とのパートナーシップによって、光学分野の実践的講座を拡張することができます。刺激を受けた若い人たちが集まってくるでしょう」と、同センター責任者のMichael Nanz（ミヒャエル・ナンツ）氏は言います。

「オイレ」は、EUおよびバーデン・ヴュルテンベルク州からの助成を受けた、ヨーロッパのライトハウスプロジェクトです。「オイレ」では、子どもたちやティーンエイジャー、若い世代に、コンピュータサイエンス、自然科学、テクノロジーの分野の、学校では履修することのない、アプリケーション志向のプロジェクトを提供しています。